漏水していた際の水道料金は? 2017年2月10日

水道料金がやけに高い!どこかで漏水しているかもしれない!
そういった際の水道料金は、減額できる場合があります。
適用条件
適用される条件としては、水道を正しく使っていた、漏水後に各市区指定の水道工事店で修繕を行っている、水道メーターから蛇口までの間で発生している漏水であること。
正しく水道を使用し管理していても、壁の中など見えない場所で起こった漏水に関して、一定の基準を満たす場合は水道料金を減額してくれる制度です。
ただし、以下の事にご注意ください。
- 目に見える部分の漏水は適用されません。蛇口や給水用具・露出した給水管からの漏水等。
- トイレの水が止まらなくなった、など音で聞き取れる場合は適用されません。
- 壁の中での漏水であっても、地表・壁面に漏水が見えている場合は適用されません。
- リフォーム等の工事やお客様・第三者の故意・過失による損傷が原因である場合は適用されません。
また、漏水発覚後は速やかに止水栓を閉めて、修理を見積もる・依頼する・水道局に相談等を行いましょう。
手持ちのお金がなく修理を先延ばしにしたり、わかっていたうえで漏水を放置していた場合は、漏水修理を怠ったとして適用されません。
どれぐらい返金される?
だいたいは漏水で増えた料金分のうちの、2割~7割程度と考えておきましょう。また、修理に伴う費用に関しては一切補助等はできない制度です。
申請方法
まずは修理を行ったことを確認できる書類(請求書など)・漏水証明書等・漏水修繕工事報告書等を修理業者に請求します。申請書等を記入し、必要書類とあわせて指定の窓口へ提出。その後、審査を経て結果が送付されてきます。
まずは減額対象となるかどうか、また必要書類等の確認を各市区のお客様センター、水道局などにご相談ください。